『凪のお暇』コナリミサト/著(2017年, 秋田書店) 妹に借りて6巻まで一気読みした。こういう話だったのか。ドラマが話題になったのは知ってたけど、観てなかった。クセのある絵柄だけど、ぐんぐん読んでしまう。作者の方の人間観察力がすごい。人間ってこういうとこあるよな、こういう人いるよな、とグサグサくる。あの人ほんま理解できん、という人の背景を垣間見られるのも痛快。親、パートナー、友達(と思ってた人)の影響、その時代の社会の制約、あれこれあるけれど、自分で作った牢獄に自分を閉じ込めていることが多い。気づいたら、今度は自由に解放していくほうにちょっとずつすすんでゆける。その姿が周りの人に影響を与えて…