トップダウン型から共通課題に取り組むコミュニティの一員としての労働運動への変革を 『コミュニティ・オーガナイジングの理論と実践 領域横断的に読み解く』(室田信一・石上圭子・竹端寛著/有斐閣) www.yuhikaku.co.jp 『コミュニティ・オーガナイジングの理論と実践~領域横断的に読み解く~』は室田信一、石神圭子、竹端寛編の1冊。同氏らをはじめ11名の著者によるCO(コミニュティ・オーガナイジング)の理論実践についての様々な論文を収録している。■ひとりでは解決できない問題も力を合わせることで解決できる 序章は編者のひとりでもある室田氏による執筆だ。そのなかでCOについて「変化を1人では起…