ここまで、精神分析・交流分析・神儒仏老・真善利美・近代的自我・行動分析と述べてきた。また、その構造を図で示した。これらは日本語の中に自然に含まれているとも書いた。しかし、「構造」と「自然」という組み合わせは、一人の人格の中での統合としては弱い。 そこで、心理療法の技法を借りてみることにする。「風景構成法」という技法がある。臨床場面で来談者に風景を描いてもらう。来談者は、山→川→田→道・・・というように順番に、提示されたアイテムを書いて風景を構成する。wikiにもだいたいのことは紹介されている。 この最初(一番上)に書いたものを学習してから、おそらくは、その個々のものとアイテムの関係を明示させる…