アンティーク家具の修復という設定を全く活かせず束縛系女のキレ芸に終始したシナリオ。 キャラ付けのために安易に専門分野の属性を付与するとシナリオが陳腐化する典型的な事例。 家具が好きだという割には家具の話は味付け程度にしか出てこず、とても残念である。 シナリオの主軸は欧州出身のお嬢様に日本の庶民文化を体験させるというもの。 フラグ成立後は主人公を束縛するお嬢様がその都度光沢を無くすキレ芸だけで押し通す。 ネグレクト気味の両親との和解は丁寧に描いて欲しかったがそれも掘り下げられなかった。 コレット・カルリーニのキャラクター表現とフラグ生成過程 キャラクターに専門分野を属性として付与することの是非に…