マンガ・アニメ・ドラマ・小説・映画などのコンテンツの舞台となった土地に興味を持ったファンが、その土地を訪れる観光行動のこと。また、そのようなコンテンツの物語性を地域に付加し、観光資源として活用すること。
漫画版89話「なでしこの群馬ソロキャン計画」はGWで泊まるキャンプ場を探す話であった。 その際、瑞浪絵真は職場で聞いた野反湖のことを話題に出し、なでしこにおススメする。 瑞浪絵真は「のぞりピザ」の魅力を熱心に語ったため、キャンプに誘われることになる。 フーン……瑞浪絵真さんが惹かれるくらい「のぞりピザ」って魅力的なのね! と、言うわけで野反湖にピザを食べに行くことにしたのであった。 「のぞりピザ」はふきのとうのジェノベーゼソースと盛りだくさんの山菜がウリ 瑞浪絵真さんが憧れる「のぞりピザ」とは!?ゆるキャン△で屈指の人気を誇る追加戦士・瑞浪絵真。彼女は端末機器を用いた「どこでもお絵描き」を趣味…
本書の趣旨 コンテンツツーリズムの研究史を整理した上で、その概念を再定義し、コンテンツツーリズム研究を単なる日本国内のアニメツーリズムという特定研究領域から引き上げ、国際的な文脈に適用する。 書影 コンテンツツーリズムの主要概念の再定義 【コンテンツ化】 contentsization メディアを横断したアダプテーションとツーリズム実践を通して<物語世界>が絶え間なく展開・拡張していくプロセス。 ※2019年時点では、あるクリエイターの作品が再編集され、マンガやゲーム、実写映画、アニメ等、多様なメディア形式に変換(convert)されていくことで、コンテンツあるいは物語世界が拡張していくダイナ…
超絶☆苫小牧プロパガンダ。地域振興のコンテンツツーリズムを主体的に創出することは可能か? 郷土を愛するホッコータルマエは過疎化による地方都市の衰退を目の当たりにし地域振興に奮起する。 彼女が取った手段はロコドルによる地域の活性化。前半の台詞の殆どが「苫小牧」である。 だがタルマエは傲慢にも全てを自分一人でやっていると思い込み気負い過ぎて自滅する。 そんなタルマエを救うのがトレーナー!地元住民の取り組みを紹介し視野狭隘から解放する。 後半はタルマエが自身の真面目すぎる性格に苦悩し大衆迎合的に顔色伺いをするようになってしまう。 しかし真面目な性格は美徳であり決してマイナスではないことを示すためエコ…
秘境グンマーにおいて厳しい修行を乗り越え自分の店を持ったラーメン屋の店主がいた。修行中の彼を支えたものはアイドルゲームのキャラクター城ヶ崎美嘉。その情熱は店の名前に「城ヶ崎」と命名する程であり、ゲームの愛好者たち(彼らは通称プロデューサーと呼ばれる)の間で大いに話題を呼び聖地巡礼の対象地となったのである。勿論ラーメンとしても評価されており、「鶏白湯魚介醤油」のスープをウリとする太麺と生タマネギのハーモニーは地元でも受け入れられ一般客も足を運ぶようになった。さらにはラーメン自販機の設置や通販の開始などセルフブランディングにも余念がない。こうした店主の努力は着実に成果を上げ、結果として様々なコラボ…