複合種目とは、ひとつの種目で複数の関節が動くエクササイズになります。(多関節種目またはコンパウンド種目、ベーシック種目などとも呼ばれます) 例えば、スクワットではヒザ関節、股関節、足関節(足首)などの曲げ伸ばしが起こり、それらの関節を動かす大腿四頭筋(太ももの表)・大殿筋(ヒップ)のほか、ハムストリングス(太ももの裏)・カーフ(ふくらはぎ)、さらに上体を起こすのに脊柱起立筋(背骨、とくに腰の周辺)など、複数の筋肉が協調して働きます。 1種目でたくさんの筋肉が動員されるので、それだけ重いウェイトが扱え、基礎的な筋力・筋肉をつけるのに効果的です。 一方、単関節種目とはひとつの関節のみが動くエクササ…