の塊だった。 特に体系のコンプレックスがひどくて、高校までは人と比べてばかりで大学に入ったらよりよくなるために絶食までしていた。 体脂肪率が15%になっても大して見た目は変わらなくて、気づかれなくてだれにも心配されなくてそんなに意味はない数字なんだなと悟った。 そして食べて体重が増えることが怖すぎて食べられなかったのに、恋人には「どこが胸かわからない」というトラウマすぎる言葉を吐かれた。 別れて、留学して、自炊を覚えた。好きな時に好きなものを食べても罪悪感を抱かなくなった。自分の人生なのに、健康を害するほど太っているわけではないのに、なんで我慢しなきゃいけないのかと我に返った。 帰ってきてから…