コース兄弟の一般的な〝赦しの道〟というのは、 肉体を持って現実にいる間は赦しの実践を続け、 肉体を脱いだ時に神からの一歩を受け入れて、 永遠に父が待つ故郷へ帰還する、というものだが そうであれば、肉体の死を迎える瞬間にはすでに 〝いっちょあがり状態〟でなければならない、 ことになる。 肉体を脱いでから目醒めるのではなく、 すでに目醒めた状態で肉体を脱ぐから、 神からの一歩を受け入れることができるのだと。 夢から完全に目醒めている状態、と言うと、 この夢の現実のことには何の興味もなくなり、 現実で起こっていることに何のジャッジもなく、 ただ何もせずに実相だけを感じている、 というようなイメージが…