コードウェイナー・スミス

(読書)
こーどうぇいなーすみす
  • SF作家。壮麗な未来世界を描いた「人類補完機構」シリーズで、唯一無二の足跡を残す。
  • 本名ポール・マイロン・アンソニー・ラインバーガー博士(1913年-1966年)
  • 孫文に「林白楽」(リン・パー・ロー、すなわち“白熱の祝福の森”)という中国名を与えられた。

略歴

  • 米国ミルウォーキー出身。日本、中国、仏蘭西、ドイツで少年期を過ごした。成人するまでに、六カ国語に通じ、西洋東洋のさまざまな文化圏に親しむ。
  • 17歳のとき、孫文の法律顧問であった父親の代理として、中国への銀借款交渉を成立させた。
  • 23歳のとき、ジョンズ・ホプキンズ大学で政治学の博士号を取得(後に同大学の教授として、長年アジア政策を論じることになる)
  • 第二次大戦時には、米陸軍情報部の将校として、対中国の情報活動計画立案にたずさわり、戦争末期には少佐にまで昇進していた。
  • 戦後は大佐に昇進。アジアでの英米軍の顧問となる。ベトナム戦争に反対して任を辞したのち、外交政策協会の主要メンバーとなり、ケネディ大統領の顧問にも任命された。
  • SF作家としての処女作は、15歳のときに著した「第81Q戦争」で、アンソニー・ベアデン名義で雑誌に発表された。
  • コードウェイナー・スミス名義のデビュー作「スキャナーに生きがいはない」は、紆余曲折を経た後、ファンタジイ・ブック誌に掲載された。「人類補完機構」シリーズの第1作でもある。

邦訳

☆「人類補完機構」シリーズ(長編)

  • ノーストリリア(Norstrilia) :1988年第19回星雲賞海外長編賞受賞 ISBN:4150107106

☆「人類補完機構」シリーズ(短編)

  • 鼠と竜のゲーム (The Best of Cordwainer Smith):短編集 ISBN:4150104719
    • 『スキャナーに生きがいはない』(報いなき栄光、Scanners Live in Vain)
    • 『星の海に魂の帆をかけた少女』(星の海に魂の帆をかけた女、The Lady Who Sailed The Soul):ジュヌヴィーヴ・ラインバーガー (Genevieve Linebarger)と合作
    • 『鼠と竜のゲーム』(The Game of Rat and Dragon)
    • 『燃える脳』(The Burning of the Brain)
    • 『スズダル中佐の犯罪と栄光』(スズダル艦長の罪と栄光、The Crime and the Glory of Commander Suzdal)
    • 『黄金の船が…おお! おお! おお!』(Golden the Ship Was...Oh! Oh! Oh!):ジュヌヴィーヴ・ラインバーガー (Genevieve Linebarger)と合作
    • 『ママ・ヒットンのかわゆいキットンたち』(Mother Hitton's Littul Kittons)
    • 『アルファ・ラルファ大通り』(Alpha Ralpha Boulevard)
  • シェイヨルという名の星 (The Best of Cordwainer Smith):短編集 ISBN:415011062X
    • 『人類補完機構年表』(Timeline from The Instrumentality of Mankind)
    • 『コードウェイナー・スミスのこと』:ロジャー・ゼラズニイ (Roger Zelazny)
    • 『クラウン・タウンの死婦人』(The Dead Lady of Clown Town)
    • 『老いた大地の底で』(Under Old Earth)
    • 『帰らぬク・メルのバラッド』(ク・メルのバラード、The Ballad of Lost C'mell)
    • 『シェイヨルという名の星』(シェイヨルという星、A Planet Named Shayol)
  • 第81Q戦争 (The Instrumentality of Mankind):短編集 ISBN:4150111804
    • 『人類補完機構年表』(Timeline from The Instrumentality of Mankind)
    • 『序文』:フレデリック・ポール(Frederik Pohl)
    • 『第81Q戦争』(War No.81-Q):Karloman Jungahr 名義
    • 『マーク・エルフ』(Mark Elf)
    • 『昼下がりの女王』(午後の女王、The Queen of the Afternoon)
    • 『人びとが降った日』(When the People Fell)
    • 『青をこころに、一、二と数えよ』(Think Blue, Count Two)
    • 『大佐は無の極から帰った』(The Colonel Came Back from the Nothing-at-All)
    • 『ガスタブルの惑星より』(From Gustible's Planet)
    • 『酔いどれ船』(Drunkboat)
    • 『夢幻世界へ』(No, No, Not Rogov!)
    • 『西欧科学はすばらしい』(Western Science Is So Wonderful) :人類補完機構以外の短編
    • 『ナンシー』(Nancy/The Nancy Routine) :人類補完機構以外の短編
    • 『達磨大師の横笛』(The Fife of Bodidharma) :人類補完機構以外の短編
    • 『アンガーヘルム』(Angerhelm) :人類補完機構以外の短編
    • 『親友たち』(The Good Friends) :人類補完機構以外の短編

☆「人類補完機構」シリーズ(短編集未収録)

    • 『宝石の惑星』(On the Gem Planet)
    • 『三人、約束の星へ』(Three to a Given Star)
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