20年経つのか…。 改めて実感しているのは、20年目の日があと1ヶ月で来るからなんだと思う。 会社員を8年で離脱した私が、20年も続けてるのか。 もちろん、20年の間に離れざるを得ない時期もあったけど、 20年前にスタートラインに立った時、 20年後にこんなに、売れない人間になっているとは思わなかっただろう。(笑) 2002年12月10日、私はその年、改装工事を経てリニューアルオープンした、 大阪の中ノ島公会堂のステージに、100人の仲間と先生2人と立って、 ゴスペルを歌っていた。 私が人生で初めてステージで歌を披露した日。 披露したって言っても100人のうちの1人。 その時の先生の一人が、そ…
ブルース、黒人霊歌*1ときたら、ゴスペルである。ゴスペルといえば、こちら、「天使にラブ・ソングを・・・」。映画は初めて観た。殺人現場を目撃してしまったことで、2か月修道院にかくまわれ、さらに聖歌隊に入ることになった主人公。新風を吹き込んで聖歌隊を再出発させるも、居場所を知られて誘拐されてしまい…というストーリー。テンポもよく、笑いあり、スリルありで、ハッピーエンドで終わるあたたかい作品。エンターテイメント性があって、楽しく観れる。やはり注目したいのは、聖歌隊の歌唱シーンだ。Hail Holy Queen、I Will Follow Himなど、フルコーラスで聴ける。 www.youtube.c…
こんにちは 久々に『歌詞の意味を考えてみた!』の更新。 palette-7.hatenablog.com と思ったら3日前更新してたわ。一日一日の時間が体感だとかなり長い…。一日って86,400秒しかないのになぁ…。 どうでもいい話は終わり。今回もHillSongの『What A Beautiful Name』の歌詞の意味を考えてみます! www.youtube.com よく聴くんですが、歌詞の意味を考えたこともない曲なので、今回考えてみます!! hillsong.com
今朝、テレビからふと聴こえてきたのは「明日に架ける橋」ご存じ、サイモン&ガーファンクルの名曲である。体を突き抜ける懐かしさと、今もなお心震わされる旋律に テレビの前で固まってしまった。 それはNHKBSプレミアムの番組。 2006年に放送されたものの再放送だった。「世紀を刻んだ歌 明日に架ける橋~讃美歌になった愛の歌~」 サイモンとガーファンクルが歌った名曲「明日に架ける橋」。ベトナム戦争当時、反戦運動の中で歌われた。そして、2001年同時多発テロの時、この曲を放送でかけることが自粛された。発表当初から世界の人々を魅了し、激動の時代を牽引したこの曲。「明日に架ける橋」が時代と共に歩みながら時代…
ビートニクの3つのBーBeard、Bongos、Beret。 *** Bのはなしではなくて。前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp krokovski1868.hateblo.jp この半年ほど、ちょくちょく戦前ブルースを再訪して、なんとなく自分の好みというか、傾向が見えてきたのでメモ。 グルーヴについてはまえに整理したので置く。音階にかんして、ブルーノートよりは微分音―マイクロトーンーととらえたい。ブルーノートということばにはあまりにもいろいろなものがくっつきすぎている。 基本的に民謡の類はマイクロトーンをつかうとおもってそれほどまちがいはない。わたしはたまたまブル…
この3月でNHK朝の連絡テレビ小説「ブギウギ」が終了しました。戦前は「スウィングの女王」、戦後は「ブギの女王」と言われ、多くの人に支持された笠置シヅ子をモデルとした作品でした。趣里が熱演していました。私は毎朝よく見ていました。この笠置シヅ子に多くの作品を提供したのが服部良一です。このドラマでは草彅剛が演じていました。 私はある知的障害者の施設で月2回ミュージック・ケアをしているのですが、先日のセッションで「東京ブギウギ」を取り上げたところ、いつも「いいよー」と首を振ってしたがらないHさんが、この曲に合わせて鳴子と鈴を振ってうれしそうに行進する様子がありました。「東京ブギウギ」のリズムが快かった…
ここ数日、寒暖の差が激しくて、昨日は季節外れの暖かさとお天気おねーさんはおっしゃっていたけれど、ちょっと異常な暖かさでしたよね。だから今日は寒いと感じたけれど、こうしてグラフで観てみると、平均気温より高いんですね。グラフを観るとこの冬が暖冬ということが一目でわかりますね。1月23日には大雪ですが、その後の気温の上昇で雪は一気に解けましたし。 ご近所でも梅が咲きはじめているとは、先日書いたけれど、やっぱり例年より半月ほど早いような気がする。どうなっているんだ?やっぱり温暖化の影響? 気象の変化は、人の経済活動にも大きな影響を与えます、ってあちこちで警鐘が鳴らされているというか、すでに影響は出てい…
講師の紹介です。 '93年にソロ歌手として活動を始め、'98年にラテンバンド「熱風音楽市場 魅惑の東京サロン」のメインボーカルとしてテイチクよりメジャーデビュー。2枚のアルバム、4枚のシングルを発表する。 '00年9月に脱退し、ソロ活動を再開すると同時に、ゴスペルシンガーらとグループを結成。現在の「Pencil Bunch」へと発展させ、'10年にはスティービー・ワンダー氏のバックコーラスを務める。同グループを2017年1月に脱退。 自身が作詞・作曲・編曲も手掛けるオリジナル作品のほか、ジャズスタンダード・ポップス・ゴスペルソングなどをレパートリーとして、東京を中心に各地のライブハウスで活動中…
いつもボーイスカウト第1団のブログをお読みいただきましてありがとうございます。 青空が広がっていて気持ちのいい天気です。 本日の活動はクリスマス会です。 楽しくクリスマスの歌を歌ったり、神父さんよりクリスマスのお話を聞きました。 カブスカウトは、アンノウンスカウトのスタンツ(劇)を行いました。 先週の練習の成果が発揮されて、しっかりセリフを言うことができましたね! ゴスペルソングのoh Happy Dayを歌いました。 映画 天使にラブソングを で有名な曲ですね。 みんなとても楽しそうです。綺麗なハーモニーが広がります。 ケーキをいただきました。 皆で食べると、一段と美味しいですね。 仲間と協…
今年は、11月になっても暖かい日が続いています。表題に「霜月」と書くのはふさわしくないかなと思っていたら、東博本館10室に鈴木晴信の『風流四季哥仙・神楽月』という作品が展示されていましたので、旧暦11月のもう一つの呼び名「神楽月(かぐらづき)」とすることにしました。 その絵は、父親が女の子を肩に担いで、家族で七五三の宮参りに向かう江戸風俗を描いたほのぼのとした作品です。上段に「杉たてる門はなけれと里かくら 是や宮井のはしめなるらん」という歌が記されています。 鈴木晴信『風俗四季哥仙・神楽月』江戸時代・18世紀 中判 錦絵 それでは、3室『阿弥陀聖衆来迎図(あみだしょうじゅらいごうず)』をご覧く…
【目次】 小坂忠『THE LAST SESSION~with CHU’s Friends』 収録内容 プロフィール 小坂忠『THE LAST SESSION~with CHU’s Friends』 2022年4月29日に73歳で亡くなった小坂忠さんの未発表音源や貴重なライブ映像を収録したCD+DVDが発売になりました。10月22日の「Barakan Beat」でも紹介されました。 CDもライブ映像も素晴らしいのですが、一番感動するのは2021年9月21日秋津福音教会で収録されたインタビュー映像です。ミュージシャンというだけでなく、人としてどう生きるかということを学ばせてもらいました。忠さんの歌…
Wikipediaより抜粋 気弱で地味でおとなしい看護助手ルースの自宅に空き巣が入るが、警察は何もしてくれず、世間も同情してくれない。彼女は仕方なく、変わり者の隣人トニーと手を組んで、自分で犯人探しを始める。以下ネタバレ注意
「イコライザー3 THE FINAL」を観た。 2014年にシリーズ一作目、2018年に二作目が公開され大人気を博したアクションシリーズ「イコライザー」最終章となる第3作が、約5年ぶりに公開となった。主演はもちろん名優デンゼル・ワシントンが続投。さらにデンゼル・ワシントンとは2001年「トレーニングデイ」以来、「マグニフィセント・セブン」などの作品でもタッグを組んできた、アントワン・フークア監督が前2作に続いてメガホンを取っている。また「マイ・ボディガード」以来18年ぶりとなる、デンゼル・ワシントンとダコタ・ファニングの共演も話題だ。今作は、今までのアメリカを離れイタリアを舞台に主人公ロバート…
「Come Sunday」は先生が指定した デューク・エリントンにはじまりマヘリア・ジャクソンで花開いた ゴスペルは私には似合わない マヘリア・ジャクソンが歌う「Come Sunday」 「Come Sunday」は先生が指定した 9月のアンサンブル練習会も無事終わり、今年は残すところ11月のお教室発表会と12月のクリスマスパーティー発表会。 さあて曲目は何にするか悩みどころだが、ジャズピアノのレッスンでは先生がすべて提案されるので、あとはこちらでできるかどうか・・・ 先生はこういうとき、いつもたくさん持っている手書きのコード譜を探しながら、 「ゆめこちゃんか、ゆめこちゃんにはなぁ~」とつぶや…
「そうして、主管(神戸のその教会ではトップをそう呼ぶ)に直接、ルツに手を置いて祈っていただきました。 完治したわけではありませんが、その後、明らかに、娘のルツの病状は好転しています。 主管には、続けて祈りを受けることと、神の奇跡を信じる信仰を持つことを勧められました。 それで、皆様には申し訳ありませんが、今までの教会の在り方から路線を変えて、この奇跡を信じる信仰を進めていきたいと思っているのです。 できれば、愛する皆さんにも、この路線についてきてくださって欲しいのです」 … 重苦しい沈黙が流れた。 口火を切ったのは、高木さんだった。 「司会から口を挟むのはどうかと思いますが、そうなると、このオ…
乗船したら早速風呂に入って汗を流します。 さっぱりして外の甲板に出ると丁度船が出航するところ。船が港を出て陸地が離れていくにつれ日常も離れていく感じがする。凄く開放感が感じられていい気分です。 地元のライダーさん?が手を振って見送ってくました 毎度のことだけどこの時期の船の中は行楽客で一杯。小さな子供ははしゃいでいるし、大人もリラックスした表情。楽し気な空気が充満しています。 私は外の甲板の日陰になる一角に陣取りのんびりビールを楽しみます。今日はというかここ数日日本海側は猛暑で日向は暑すぎて出ていられない。それもあり海を眺めながら飲む冷たいビールは最高に旨い。 海を眺めるのに飽きたらスマホで音…
開カレツルニ 叩クトハ 柳宗悦 柳宗悦(やなぎむねよし)が晩年に書いた『心偈(こころうた)』のひとつである。「偈(げ)」とは宗教的な歌、いわばゴスペルソングとでも言えようか。原始仏教ではブッダの教えも、リズムをもった詩のかたちで伝えられた。 イエスの言葉「叩けよ、さらば開かれん」は、有難い言葉である、と柳は言う。感謝しても感謝しきれない真実である、と。しかし、考えてみると、叩くという私の行為が因(もと)で、開かれるという神の行為がもたらされるのだろうか。「さらば ― 」という言葉の挿入は、そう受けとられてしまう。 だが、神こそが一切の因だとすると、むしろ開かれているのが先で、叩くのが後だという…
はじめに サン・ハウスは、デルタ・ブルース・スタイルの発展に重要な役割を果たした、影響力のあるアメリカのブルース・ミュージシャン、シンガーです。1902年3月21日、ミシシッピ州リヨンに生まれたサン・ハウスは、当時最も著名なブルースマンの一人となり、その生々しく、感情的で、独特のパフォーマンスで、何世代ものミュージシャンにインスピレーションを与えた。彼の革新的なギターテクニックとパワフルなヴォーカルスタイルは、ブルースというジャンルに忘れがたい足跡を残し、彼に続く無数のアーティストの音楽を形成している。 生い立ちと始まり 宗教的な家庭に生まれたサン・ハウスの幼少期は、根強い精神性とブルースへの…