アーヴィング・ゴッフマン(Erving Goffman)は、カナダの社会学者です。1922年6月11日生まれ、1982年11月19日没。 ゴッフマンは、日常生活における人々の社会的相互作用の仕方を解明する方法論として、ドラマツルギーを初めて社会学の立場で提唱したとされています。 ゴッフマンは、人々のコミュニケーションを「社会的相互行為」とよび、今でいう場の「空気」を「相互行為秩序」と呼んでいます。ゴッフマンの関心は主に2つあります。1つは、この「空気」はどのように形成され、どのように人々に共有され、その場で維持されていくのか。もう1つは、人々がこの「空気」を維持するために、どのような相互行為を…