原田マハさんの「たゆたえども沈まず」を読み終えた。 (注)「たゆたえども沈まず」・・・パリの市章に刻まれた言葉(波に翻弄されても、決して沈まない)という意味 それは、オランダ人画家「フィンセント・ファン・ゴッホ」がフランスのパリに移住してから後の生涯を描いた小説である。 私はゴッホに興味がある。 きっかけは、今年の春、私が住んでいる神戸の美術館で「ゴッホ・アライブ」が開催されたことである。 それまで美術に全く関心を持っていなかった私なのだが、「興味の幅を広げたい」と思って、行くことを決心。それで、行くからにはゴッホについて調べていった方がより楽しめるだろうと思い、ネットや画集で生涯や作品につい…