豊かな自然の中で戦略的なプレーを楽しむゴルフは、多くの人々にとって魅力的なレジャーであり、ビジネスの社交場でもあります。鉄道会社が沿線開発の一環としてゴルフ場を経営するケースは全国で見られますが、JR九州リゾート開発株式会社もその一つ。JR九州グループの一員として、福岡県飯塚市で「JR内野カントリークラブ」を運営しています。 今回は、鉄道会社のグループ企業が手掛けるゴルフ場経営の実態を、その決算公告から深く読み解き、事業の現状と財務が抱える大きな課題に迫ります。 【決算ハイライト(36期)】資産合計: 3,968百万円 (約39.7億円)負債合計: 3,961百万円 (約39.6億円)純資産合…