中山メインのGⅢ・オーシャンSは1番人気のトウシンマカオが道中外目を回りながらも、4角先頭から後続を突き放して力の違いを見せつけた。2着にはビッグシーザーが差し込んでビッグアーサー産駒によるワンツーフィニッシュ。高松宮記念ではそのビッグアーサーとの父子制覇への期待が膨らむ。 2022年 オパールS トウシンマカオ・鮫島克駿 長い歴史の中でも父系血脈の持続が至難であることに説明の必要はあるまい。一時代を築いた人気の主流父系であっても、3代目くらいになると活力を失い、勢いを得た別のラインに屈し姿を消していく。ヒンドスタン、ネヴァービート、パーソロン、ノーザンテースト。天下無双に思えたサンデーサイレ…