銃(主にオートハンドガン、SMG、アサルトライフル)の先端につけて発射音・発射光を小さくするための筒状の装置。
冷却ガスを利用するものが一般的。
また、放熱効果もある。
発射音は「バシュッ」といった空気が漏れたような音になるらしい。
さすがに「無音」とまではいかないもののあるとないとではかなりの差がでる。
(MP5に最初からサイレンサーを取り付けたMP5SDは電話のベル程度までに音を押さえられる。)
(また、スライドロックで内部ハンマー式、サブソニック弾のハンドガンに使えばエアガン並の音になるようだ)
暗殺にもってこいのため、アメリカでは所持禁止ではないが厳重な審査があり、高価でしかも使い捨てなので持っている人はあまりいない。
二輪車や四輪車でいうところの排気音を消音する筒状の装置、
マフラーと呼ばれることもあるが、正確にはマフラーとはエキゾーストパイプとサイレンサーの両方をさす言葉である。
近年では排気音量の規制が厳しくなり純正のサイレンサーは無音かというほど消音性能に優れているが、
静かすぎると歩行者が自動車の接近に気づきにくくなるため危険なような気もする。
アフターパーツとしてのサイレンサーは、ステンレス、アルミ、カーボン等のさまざまな材質が用いられ、近年ではチタンやインコネルといったレアメタルも用いられるようになった。
基本的には金属の価値に比例して価格が高くなる傾向にある。
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