サウジアラビア王国国旗 サウジ国営石油大手のサウジアラムコが、資金調達の為に資産売却を検討している。海外事業拡大や原油安対応の為の様だ。 原油安でサウジ政府の主要財源である同社の収益減少が大きく棄損された。株主への株配当金は約30パーセント減。具体的にどんな資産売却を行うかは、投資銀行に諮問中で決定してはいない。 以前の実績では、石油施設関連の売却を行った。その場合でも、権益の過半は維持してきたことから、今回も同様の手法であると予想される。 投資先としては、航空、建設、スポーツなどの分野の投資拡大をして来た。この投資も成功するとは筆者は到底思えない。 投資と言っても、サウジが技術的な主導するプ…