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サグラダ・ファミリア

(アート)
さぐらだふぁみりあ

Temple de la Sagrada Familia
正しくは「サグラダ・ファミリア贖罪聖堂」。サグラダファミリアとは「聖家族」の意味で、聖母マリアの夫ヨセフ(ヨゼフ、スペイン語ではサン・ホセ)信仰する教会として建築が進められている。
完成すると18本の塔がそびえる予定だが、これまでに完成したのは12本。ガウディの生前に出来上がっていたのは1本だけである。今やバルセロナを象徴する存在。建設資金は、寄付と入場料によってまかなわれている。

沿革

1882年に着工。翌83年、前任者が辞任したことによりガウディが引き継ぐこととなった。大聖堂の建築にたずさわることを夢見ていたガウディは、これを奇跡として喜び、晩年は他の仕事から一切手を引いてサグラダ・ファミリアに専念した。
1936年に勃発した内戦のため工事は中断したのみならず、ガウディの残した設計図は失われてしまった。1952年に工事は再開され、残された模型をもとにガウディの意思を推測し建築を進めるという息の長い作業が続けられている。完成するのは、数十年後とも数百年後とも。
ガウディは基本構想を立てたものの、細部はその時々に建築に関わる人の手に委ねればよいと考えており、それが東側の「生誕のファサード(門)」と西側の「受難のファサード」の違いとなってあらわれている。
AVE(高速列車)のトンネル工事により、その存在の危機がウワサされていた。現在はこの工事も終了している。
2010年11月7日にローマ法王によって教会として奉納された。それまでは地下聖堂のみが教区教会として使われていた。
現在建設完成を2026年の目標として建設が進んでいる。また、完成予想図が3DCGで制作されており、動画で公開されている。

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