サプライチェーン攻撃に巻き込まれた小さな部品会社の物語です 物語の主人公、A子は、従業員50名ほどの小さな部品製造会社で経理事務を担当していました。この会社の売上は、ほぼ100%隣接する大手の精密機械メーカーからの製造委託によって賄ってました。小さいながらも、大手企業からの安定した注文があることから、会計帳簿は悪くありません。 入社3年目のA子は、毎日パソコンに向かい、請求書の処理や、取引先との連絡業務をこなしていました。 ある月曜日の朝、A子の勤める会社のトイレの洗面台にUSBメモリが置かれていました。会社は複数のテナントが入居するビルの一角にあり、トイレも複数の会社の社員が共用で使用してま…