コロナ禍による物流や生産の混乱と円安で、衣料品関連の国内回帰が進んでいるようです。縫製加工賃も上昇基調にあるといいます。 国内の縫製工場はコロナ渦の間、マスクや医療用ガウンの製造で救われたそうです。再びコロナが拡大していますが、もう以前のようなことはなく、フル操業が続く状況になっているといいます。 国内定着への期待もあるようですが、その反面、また円高になったら、海外生産が主流となり、以前に舞い戻る不安もあるそうです。 <縫製トップに聞く①> 国内工場に受注が集中 工賃上がるも「まだ足りぬ」 「工場はフル稼働状態が続いているが、統計数字を見る限り、〝国内生産回帰〟という言葉には疑問を感じる」。外…