さて、本日は、昨日に続き、認知症サポーターの課題について向き合ってみたいと思います。昨日のお話では、認知症当事者とサポーターとの間でどうしても険悪な関係になってしまう部分についてお話をさせて頂きました。 その中で、険悪な関係を修復したりするような対策が現実的に可能なのは、認知症になっている当事者ではほとんど難しく、むしろ、その点はサポーター側の対策にかかっているようなお話をさせて頂きました。 このようなお話ですすめますと、余計サポーターにストレスを加えているような感じになるため、お叱りを受けてしまいそうですが、認知症ケアの難しさは、当事者本人がそのことに対して対策を講じる能力自体も認知機能上難…