12月16日(水)。 「イオンシネマ板橋」へ、松居大悟脚本・監督『ちょっと思い出しただけ』を見にいく(この映画の話は後日に)。 12時55分上映まで、「コメダ珈琲店」で、コーヒーとトーストの軽い昼食。1時間30分ほどタブレットで本を読む。 読んだのは、『文豪怪奇コレクション 恐怖と哀愁の内田百閒』から「サラサーテの盤」。 内田百閒は、夏目漱石のお弟子さん。 鈴木清順監督の映画『ツゴイネルワイゼン』の原作として読んだのがはじめ、その後も何度か読み返している好きな短編。 ★ 内田百閒の怪談は、日常と非日常が交錯して、境界がはっきりしない。そもそもこれを怪談といったらいいのかどうか。 「サラサーテの…