サラディン

(一般)
さらでぃん

サラーフ・ウッディーン・イブン・アイユーブ*1Saladin(1138〜1193.3.4)

エジプトのアイユーブ朝の創始者(在位1169年〜1193年)でイスラムの英雄。
チグリス河畔のクルド族の出身。
1169年、エジプトのファティマ朝の宰相となったが、1171年、王朝を廃し、自らアイユーブ朝を興し、シリア・エジプト・メソポタミアを支配し、スンニ派の支配下に置いた。
1187年にはエルサレムを十字軍諸国からの手から奪還。
このため第三回十字軍と戦うことになったが、リチャード1世やフィリップ2世の軍を撃破。最終的には1192年に和議を結び、エルサレムを引き続き確保した。
軍事的な英雄であるばかりでなく、文化の振興にも力を入れ、イスラム神学と法学の研究の奨励をし、カイロに寺院や学校を建設した。現在でもイスラム教徒の間で名君の誉れが高い。
十字軍との戦いにおける人道的・平和的な対処は有名で、文芸作品にしばしば登場している。

*1:アラブの人名なのでこのカタカナ表記はあまり正確ではありません

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