Sarah Waters
ロンドンで育ち、カンタベリー大学で英文学を専攻し、博士号を得る。1998年に処女作『Tipping the Velvet』を発表。2000年にthe Sunday Times Young Writer of the Year Award受賞。2002年には『半身』で、英国推理作家協会賞(CWA賞)の内、優れた歴史ミステリに授与されるエリス・ピーターズ賞を受賞。ゲイ(レズビアン)であるとカミングアウトし、作品内でも同性愛の描写が重要な要素となっている。
2002年の『荊の城』、2006年の『夜愁』、2009年の『エアーズ家の没落』と、3作連続でブッカー賞最終候補に選ばれた。