クズ夫が教育委員会に 呼び出されたというその日、 どのような処分が下るのか、 私は楽しみに待っていました。 クズ夫は帰宅すると、今日も 「話をさせてください」 と連絡してきました。 その結果が聞きたくて私は 「わかった」と返事をし、 リビングで待ちました。 クズ夫は、ドアを開け、 うなだれてゆっくりと 部屋に入ってきました。 そして静かに正座すると、 うつむいたまま、 話をはじめました。 「今日…校長と一緒に、 教育委員会に行ってきた。」 「…そう。 で、どうだった?」 「めちゃくちゃ怒られたよ… 立場をわきまえろって…。」 「…うん。」 当たり前ですよ。 教師というのは、子どもたちにとって …