私には、というか私と先生には、東京競馬場での観戦におけるルーチンが存在しており、時間はともかく集合は新宿駅の京王線乗り場。東京競馬場へ着いたら真っ直ぐ内馬場へ向かい、ダービーやJCの日に開放されている障害コースの芝の上にて、ターフビジョンを家のテレビの如くし、メインまではそこで観戦。メインだけはスタンド側の人ごみでワーキャーやり、最終レースはまた内馬場へ――もう何年かつづけてきたこの儀式のなかでも、とくに“目の色を変えてw”内馬場に戻るとき、それがダービーデーの最終!目黒記念であります。 ダービーの熱狂がまだ、どこかに漂う場内……。カップルやビギナーファンが帰路へついたあと、競馬“バカ”たちの…