ナムコが1986年に発売したアーケード用擬似3Dシューティングゲーム。
同社のレースゲーム「ポールポジション」(1982)が全国的な大ヒットを記録し、津々浦々のロケーションに専用筐体が行き渡ったため、その資産を有効活用する目的で製作された。ステアリングコラムの代りに専用の操縦桿型(?)コントロールデバイスが装着されたが、フットペダルはそのまま用いられたのが外見上の特徴である。
ゲーム内容は、銀河系内の星どうしを繋ぐハイパーウェイを舞台に、敵エイリアン群の猛攻を潜り抜けながら制限時間内に味方基地へ向かうというもの。
中潟憲雄氏による重厚かつ宇宙感溢れるサウンドが魅力的なゲームだった。
続編として液晶シャッターグラスを用いた立体視仕様の「3DサンダーセプターII」(同年)があり、たぶんこちらの方が有名。
家庭用移植はない。