今頃。東海大学の学生時代に初めて銭湯へ行った時のことを思いだした。大学2年の春。昭和56年のことだ。 それまでは、大学の近くの秦野の共同風呂付きの下宿に住んでいた。 新居は、落研の有力な先輩達が多く住む、小田急相模原駅近くである。私は東海大相模・野球部の打球音が聞こえる風呂なしアパートに引っ越した。 家賃はこちらの方が高いが、専用の玄関があり、洗濯機を置くスペースがある(洗濯機が無いので無駄だが)。いわゆる普通のアパートだ。 それでも、私には玄関が共同でないのが嬉しかった。 初めて近所の銭湯に行ってみた。ここは、落研の「ときわ荘」と言われた「共栄荘」(柳家一九師匠、春風亭昇太師匠も住んでいた)…