『ゾイドジェネシス』の登場人物。
主人公たちの敵ディガルド武国の少将*1で、ゾイドの操縦、指揮官としての能力、自ら潜入工作もこなす手際など、基本的には天才肌で有能。容姿も金髪のハンサムな青年。
しかし、いつも間が抜けているところがあり、気障な性格と併せて彼の言動をどこか笑える物にしている。
実は生粋のディガルド人ではなく、ディガルドに占領されたザルツ村の出身。バイオゾイドへの適性が認められたところをジーン大将に取り立てられ、四天王にまで上り詰めた。
搭乗ゾイドはバイオメガラプトルであったが、その後ルージに敗れて破壊されたため、新型であるバイオヴォルケーノに搭乗することとなった。
ジーンとは上司・部下の関係であると同時に無二の親友でもあったが、バイオヴォルケーノに操縦者の生命を削る装置(生体エネルギー変換装置)が取り付けられていたことなどから、次第にジーンへの不信を抱き始める。そして、人間の魂から機械兵を製造しているという事実を知ったことで、自らの過ちと偽りの友情に気付き、ジーンに対し反旗を翻した。
*1:ジーンの皇帝即位に伴い中将に昇進