2009年に日本で公開された、ドイツ映画。
原作はモートン・ルー。
ある高校で、ナチスドイツの歴史を教えていた教師は生徒から「なぜみんな、それに従ったんですか?」「ボクならそんなことはしない」と疑問を寄せられ、実際にナチス社会をシミュレーションすることを思いつく。
「規律を通し力を!」
「共同体を通し力を!」スローガンの唱和、旗印とシンボルマークの制定、敬礼ポーズ、運動員証・・……
効果的なシステムに皆はすぐに同化。だが、あまりにリアルなそのシミュレーションは、いつしか教師の思惑や、実験授業の枠を超えていった・・・・