アラビアン・ナイトの登場人物。ときの王が女性に嫌悪感を抱き、女性たちに一夜夜伽をさせたあと、彼女らを殺していた。その状況下、みずから進んで王の夜伽を志願した女性。毎晩、興味深いお話をして、王を楽しませ、1001夜でお話は終わるが、王はすでに女性不信から脱却していて、シェエラザードは王妃となる。
なお、ロシアの作曲家・リムスキー=コルサコフに「シェエラザード組曲」という作品がある。
浅田次郎の作品
Amazonより 本作は、謎の事情を抱えて潜伏する男と「連絡係」として彼の世話をする女の話です。物語の主人公は、女性信者に支えられながら2か月間の逃亡生活を送った地下鉄サリン事件の実行犯である林泰男を彷彿とさせます。 『前世はやつめうなぎ』 羽原(はばら)はその女をシェエラザードと名付けた。彼女は彼より4歳年上の35歳で、小学生の子供が二人いる専業主婦。週に二度、羽原の住む「ハウス」を訪れて食料や雑貨の補充を行った。そして、『千夜一夜物語』の王妃シェエラザードのように、性交のたびに謎めいた物語をひとつ聞かせてくれた。例えばこんな話。 「私の前世はやつめうなぎだったの」とあるときシェエラザードは…
秋のバラ花も盛りを過ぎ、そろそろ冬の作業を考えようかと思っていたら、花ガラを切った後から花芽が上がっていました。秋の2番花が咲くかは今後のお天気次第だけど、咲くといいな。 秋の2番花が咲くといいな 写真のバラはシェエラザード。
9月5日に夏剪定してから38日後の様子です。シェエラザードが咲き始めました。 剪定してから40日後に秋の花が咲くと言われますが、ほぼその通りになりました。 シェエラザード ランキング参加中ガーデニング
もう6月ですが、シェエラザードが満開です。 今年の春は、株の充実を目指して花芽を摘んでいたため、開花が遅れました。 開花が遅れると困ることがあるかと言えば、今年は台風がやってくること、梅雨が早いことでしょうか。雨や風で花が傷みます。つまり、大して困らないということです。 ランキング参加中ガーデニング
春の花芽を4月半ばまで摘んでいたら、シェエラザードの花が今頃咲き始めました。 今年は暑く、この時期にしては珍しい連日の夏日。この暑さの中で花を咲かせるのは大変だろうに。ごめんね、シェエラザード君。 花が遅い分、シュートはいっぱい出ました。 ランキング参加中ガーデニング
ここんところ毎日バラの鉢替え(土替え)ばかりしている気がします。 今日はシェエラザードの土替えをしました。シェエラザードは、「バラの家」の木村卓功さんがロサオリエンティスシリーズを立ち上げた初期の頃に作出したバラで、木村さんのブログで嬉しそうにシェエラザードを見ているブログが印象的で、私もつい即買いしました。個性的で育てやすくて、シェエラザードを育てていなかったら私のバラを育てる趣味も続いていなかったでしょう。 さて、本題の土替えです。シェエラザードは10号スリット鉢に植えています。まだまだ葉もふさふさなのですが、今年は葉が残っているうちに土替えをすると決めたので(その方が来年良く育つ)、シェ…
短編集「女のいない男たち」より、『シェエラザード』を考察します。社会との関わりを絶って「ハウス」で隠遁生活を送る男性・羽原と、その彼を支援する「連絡係」の女性・シェエラザードの物語です。 シェエラザード (HARUKI MURAKAMI 9 STORIES) スイッチパブリッシング Amazon
いやー(≧◇≦) 村上春樹さんの世界を久しぶりに堪能しました。 女のいない男たち 村上春樹 不思議な世界が本当に読み手の想像力を膨らませます!!もちろんリアルな世界はリアルな世界で、色々なことを考えさせられる内容で、仕事や人生でも役に立つ教訓を得させていただきました♪♪ と、その前に映画「ドライブ・マイ・カー」の凄さをちょとご紹介! 2021年・第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、日本映画では初となる脚本賞を受賞。その他、国際映画批評家連盟賞、AFCAE賞、エキュメニカル審査員賞の3つの独立賞も受賞。 そして2022年・第94回アカデミー賞では日本映画史上初となる作品賞にノ…
www.sso.or.jp 当初の予定通り、かつ入場人数制限もなくぶじ開催された演奏会。前回2021年4月の定期がとても良かったため、ストラヴィンスキーつながりの演目が並ぶ今回5月も私は行くことに決めました。 また、今回の『札響オンラインロビーコンサート』は金管五重奏。金管は大ホールでのパワフルな響きはもちろん、室内楽でのあたたかな音もとても素敵です!どなたでも下のリンク先から視聴できますよ。 www.sso.or.jp 札幌交響楽団 第637回定期演奏会(土曜夜公演)2021年5月8日(土)17:00~ 札幌文化芸術劇場 hitaru 【指揮】広上淳一 【独奏】神尾真由子(ヴァイオリン) 【…
1909年から1929年にかけてパリで席巻したロシアのバレエ団「バレエ・リュス」について、舞台芸術のカラー図版を大量に交えて紹介する本。 バレエ・リュスについては、ピカソが舞台美術を描いていた、ということくらいは知っていたのが、逆に言うとそれ以上のことはよく知らず、なんでピカソがロシアのバレエ団の舞台美術をやってたんだ、というぼんやりとした謎であった。 ただ、最近、改めてこの時代について調べようと思ったときに、明らかに重要な存在だなと気づき、この本を読むことにした。また、 青柳いずみこ『パリの音楽サロン――ベルエポックから狂乱の時代まで』 - logical cypher scape2、海野弘…
▼終わらない戦争 ウクライナから見える世界の未来(文春新書)/小泉 悠 2023年前半までの時点の話。▽黒牢城/米澤穂信 面白かった。やっと読めた、2022年(第166回)の直木賞受賞作。この人の文章は映像が立ち上がってくるのがすごいと昔から思っているのだけど、ここまでホラー的で陰鬱な映像を見せられるとは…と舌を巻いた。──そして、史実との関係を何も知らない調べないまま読み進めて、読了してから少し調べたけど、へえ、その大筋まで史実だとは…。なるほど、それが最大の謎なのか…▽鉄道と愛国 中国・アジア3万キロを列車で旅して考えた/吉岡桂子 ▽ロシア・ウクライナ戦争 近景と遠景/国末憲人 朝日新聞の…
2月は自宅のライブラリから8冊読んだ。外出もそこそこしたんだけどKindleでもよく読んだ。やっぱり活動的なほうが、本もたくさん読めるんだな。 1.禍いの科学 2. 絵になる東京の建築 3. 復興建築 4. ようこそ地獄、奇妙な地獄 5. 翻訳夜話 6. 美少女を食べる(マンガ) 7. アリスとシェエラザード(マンガ) 8. アリスとシェエラザード〜仮面舞踏会〜(マンガ) 終わりに 1.禍いの科学 数か月前にえむさんが読んで、おもしろそうだったので借りて読んだ。 1章読むのに約30分。1月29日〜2月6日まで3時間30分で読了。 科学とは未知の領域を探求していく過程にあるもので、ある時代に「科…
諸星大二郎先生の新作が現在発売中のビッグコミック増刊号に掲載されました。 表紙。 タイトルページ。 アリスとシェエラザードの家にスージーという若いメイドがやってくる。 マダム・ブーリンのところにいたそうだが、どういうわけかアリスの叔母の紹介で来ることになったという。 お茶を頼むと、早速お皿を割ってしまう。 スージー曰く「お皿が勝手に落ちた」というがアリスは半信半疑。 アリスとシェエラザードの家を泥棒の物色にきた男達が現れる。 スージーに食べ物をあげるから、夜に玄関を開けておいてくれと頼むが。。。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 新キャラの登場です。 石降りやポル…
諸星大二郎先生の新刊です。 というか販売からもう一か月くらいたっちゃってますが ビッグコミック増刊号で連載されている「諸星大二郎劇場」から アリスとシェエラザードの一連の作品群の短編集の続編です。 題して「アリスとシェエラザード~仮面舞踏会~」 表紙。 目次。 奥付。 アリシェラ本2冊並べて。 前回は「銀」、今回は「金」でした。とてもいい感じ♪ 既刊の背表紙。 前回のアリシェラ本が出たところで一区切りなのかなと思っていたのですが、 あれからライバルが出てきたりしてシリーズは現在も続いていますね。 bunji2.hatenablog.com bunji2.hatenablog.com bunji…
前回の続きです。 その初挑戦以来、「募集があるところには片っ端から受けに行ってみよう!」というつもりでいたのですが、嗚呼、コロナ禍。 度重なるロックダウンで中止になったり、登録者数が少なすぎて流れたりすることが多かったです。 他にも、音楽監督の体調不良、戦争による影響、原因不明の中止など、なかなか思うように受ける機会がない。 もともとフランスは、ドイツに比べると圧倒的にオケの絶対数が少ないので、その中で自分の欲しいポジションとなると、年にそう何回もチャンスがあるわけではないのです。 その上、私は日本と行き来する身。オーディションの日にフランスにいなければ、話になりません。 そんなこんなで、今の…
フランスで8年半生きてきましたが、その中で、日本人の先輩方がブログやインタビュー記事で綴っておられる情報や体験記に、どれだけ助けられたかわかりません。なかには赤裸々に苦労話を語っておられる方もいて、ああ、この人もこんな思いをしながら今に至っているのか・・・と励まされたものです。 現在進行形でフランスで奮闘している私ではありますが、以前の滞在許可証のブログ記事も、当事者にとっては切実な問題、読んでくださった方が結構いらっしゃるようで、これからフランスないしフランス語圏で働こうとされている方に少しでも参考になれば、という気持ちもあり、最近のことをまた少し書いてみようかなと思います。 私は2015年…
こんばんは、茅野です。 珍しいことに、バレエのレビューが連続します。連載も書きたいし、単発も書きたいところですが、今月はレビューラッシュですね……。 というわけで先日は、新国立劇場のバレエ『ホフマン物語』にお邪魔しました。2月23日マチネの回で御座います。 『ホフマン物語』もバレエ化されていることを、今回初めて知りました。無論、初見です。 意外とあるんだなあ、オペラとバレエで同じ題材の作品! 他にも隠れた作品がありましたら教えてください。 今回も、備忘がてら、簡単にこちらの雑感を記して参ります。 それでは、お付き合いの程宜しくお願い致します! キャスト 雑感 プロローグ 第1幕 第2幕 第3幕…
好きな小澤さんの録音 小澤さんのレコード(LP、CD)は相当数持っている。同一アーティストの録音を買い集めた率で言うと、クラシックではポリーニあたりと並んで一番だと思う。(クラシック以外だと、小田(和正)さんなどは当然100%) 好きでよく聴いてきたものを挙げてみる。 チャイコフスキー 交響曲第4番 パリ管 シベリウス ヴァイオリン協奏曲 ブルッフ ヴァイオリン協奏曲第1番 潮田益子 日本フィル ○ベルリオーズ 幻想交響曲 ボストン響 ○ベートーヴェン 第九 ニュー・フィルハーモニア管 チャイコフスキー 悲愴 パリ管 チャイコフスキー くるみわり人形 眠りの森の美女 パリ管 ラヴェル 管弦楽曲…
今日は社会人の知人が入っているオーケストラの定期演奏会があるということで聴きに行った.開演は14時からで,朝のうちに家を出て大阪へ向かい昼食を食べてから会場へ向かった.演奏会を知ったのが昨日だったが当日券は無事に買えた.思ったより大きいホールで,お客さんもかなり入っていた.知人は2ndバイオリンをやっていたが,最近は視力が悪くなってきていることもありどこにいるかすぐにはわからなかった.曲目は「仮面舞踏会」「火の鳥」「シェエラザード」とアンコールで「花のワルツ」だった.よい時間を過ごせた. 演奏会のあとは知人に挨拶だけして奈良へ向かった.なら瑠璃絵というライトアップイベントが目的である.奈良は好…
19世紀ロンドンに怪異蠢く、ゴシック怪奇譚――― 鬼才が描く女傑コンビ、待望の帰還!! オール新作!! 帯。装幀 関善之 for VOLARE inc. 連載担当:島崎まりん、横尾一塁 単行本編集責任:中熊一郎 単行本編集:横尾一塁、山田博昌[DAN] あとがきあり。 諸星大二郎劇場/第5集 アリスとシェエラザード〜仮面舞踏会~ 収録作品 ユディット/交霊会の夜/四辻の悪魔 ユディット再び/5枚のカード/仮面舞踏会 猫の交霊会/境界の小屋 ビッグコミック増刊号で絶賛連載中!! 帯裏。ビッグコミック増刊号の2022年6月号、8月号10月号(この話のみ一部加筆修正とのこと)12月号、2023年3月…
諸星大二郎劇場 第5集 アリスとシェエラザード~仮面舞踏会~ (ビッグコミックススペシャル) 作者:諸星大二郎 小学館 Amazon 新刊で購入。 さすがの面白さ。栞と紙魚子シリーズっぽい設定で、ライバルキャラも出てきたし、今しばらく続きそう。諸星大先生の新作は数少ない私の生きる糧なので、是非100歳まで現役で頑張って欲しい。
諸星大二郎劇場 第5集 アリスとシェエラザード~仮面舞踏会~ / 諸星大二郎 諸星大二郎劇場 第5集 アリスとシェエラザード~仮面舞踏会~ (ビッグコミックススペシャル) 作者:諸星 大二郎 小学館 Amazon 「諸星大二郎劇場」は諸星氏の多彩な新作短編コミックを紹介してゆく短編集で今回が5集目、内容は19世紀ロンドンの女性心霊探偵コンビを主人公とした第4集『アリスとシェエラザード』の続編ともいえる『アリスとシェエラザード~仮面舞踏会~』。今作でも二人の奥ゆかしい女性探偵がロンドンの街を闊歩する亡霊や呪いの謎に迫ってゆく。 これまで民俗学や中国古典怪談をテーマにした怪奇コミックを描いてきた諸…
☟ハルビン731部隊首領A級戦犯近衛文麿首相と非合法共産党伯爵剥奪土方与志派と加藤登紀子歌手&藤本夫妻反日赤軍 【ハルビン交響楽団(ハルビンこうきょうがくだん、哈爾濱交響管弦楽団)】は、かつて満州国のハルビン(現中華人民共和国黒竜江省の都市)にあったオーケストラ。東支鉄道交響楽団の後身[1]。⚠️朝比奈隆が1944年から1945年まで指揮者を務めたことで知られる[2]。 略歴 1925年 - 東支鉄道交響楽団のロシア人演奏家を中心とした「日露交歓交響管弦楽演奏会」が東京・歌舞伎座で4夜連続で開かれ、全国各地でも巡演した(指揮・⚠️山田耕筰〔戦時中、日本帰化申請許否ガントレット一家 関学大校歌山…