シェーンブルン宮殿

シェーンブルン宮殿

(地理)
しぇーんぶるんきゅうでん

(独語:Schloss Schönbrunn、シュロッス・シェーンブルン
オーストリアの首都ウィーン市街の南西5kmほどのところにある宮殿シュロッス)。オーストリア皇帝ハプスブルク家の夏の離宮だった建物。1693年に、レオポルト1世の狩猟用の別荘として建設されたのち、改築・増築が重ねられ、18世紀後半の女帝マリア・テレジアの時代に、ウィーン風ロココ様式の宮殿として完成した。宮殿建築の傑作と評価されている。宮殿内には1441の部屋があり、広大な庭園がある。1752年には、この庭園に世界初の動物園がつくられ、花壇、植え込み、噴水などを幾何学的に配置した西洋庭園として完成した。

歴史的な舞台ともなった宮殿で、19世紀初め、ウィーンを占領したフランス皇帝のナポレオン1世は、この宮殿に司令部を置いた。また、第一次世界大戦後の講和会議(ウィーン会議)がここで開催された。戦後のキューバ危機後、東西冷戦下の1961年には、アメリカのケネディ大統領と旧ソ連のフルシチョフ閣僚会議議長の会談が行われた。1996年に「シェーンブルン宮殿と庭園群」として世界遺産にも登録された。

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