ちょうど自分が社会に出る頃のタイミングで出版されていた本。問題意識に強く共感・・・というか、ぼく自身の抱えてきた自己矛盾を言い当てられた気がしました。 システム工学入門―あいまい問題への挑戦 作者:寿郎, 寺野 共立出版 Amazon 長文の転載は憚られますが、この本が入手しにくいこともあり・・・ぼくの「代弁者」として悩みが伝わることを願って掲載しておきます。 「まえがき」から それ以前はすぐれた機械や装置を作るには,すぐれた要素の開発が不可欠の条件であると信じられていた.それゆえに従来の工学はすぐれた材料や部品を生み出すことに全力を傾けてきたのである.しかし,システム工学では部品そのものより…