昭和最高峰の日本映画と言えば「砂の器」であろう。 松本清張原作のこの映画「砂の器」は1974年に劇場公開されたので、もはや50年も経過している。 砂の器 しかし、私たちは昭和時代を象徴する劇的なこの映画が特に好きで、これまでもテレビ画面で何度も繰り返し繰り返し観ていたが、その映画がシネマコンサートというスタイルで名古屋にやってくるというので、この機会を逃すまいと先日行ってきた。 シネマコンサートというのは、実際の映画そのものを観ながら、映像のなかに流れる音楽はすべてピアノとオーケストラが生で演奏するということ。「砂の器」ファンとしては音楽も生で楽しめるという趣向におおいに惹かれたのだ。 しかし…