モーパッサンの短編集の第2巻を、読み終わった。その感想を書く。いや、「シモンのとうちゃん」は、良かったねえ。 一つ前のブログ記事で論じたことの繰り返しになってしまうが、俺は、モーパッサンを楽しむにはたくさん彼の短編を読んでく必要があると思ってる。あ、これは、同時並行して手を出してる岩波文庫の『モーパッサン短編選』の解説からの情報だが、モーパッサンのたくさんの短編っていうのは、たいてい、フランスの日刊紙の新聞の一面とかに掲載されてたそうで。一回ごとに読み切りの、一回一回ごとにそれだけで楽しめる小説。そういうのの、かなり初期の段階で、活躍したのが、このモーパッサンだったんじゃないかな。モーパッサン…