The Shaggs モンド・ミュージックの王女たち。 アメリカのとある地方都市の3人姉妹に父親が楽器を持たせ、自らがプロデュースしてレコードを作るといういきさつから生まれた、究極のローテク・ガール・バンド。
69年と75年にそれぞれ発売されたアナログ盤アルバムはプレミアつきとなり、フランク・ザッパも絶賛した。 現在は、CDで全音源が聴取可能。
シャグスとも表記する。
Philosophy of the World Light In The Attic Records Amazon シャッグス(The Shaggs)は、アメリカの女性3人組のロックバンドでウィキペディアによりますと活動期間は1968年~1975年、1999年~2017年、となっています。メインの活動期間は1968年~1975年になると思いますが、後に再結成されたのでしょうか。 オリジナルメンバーの3人は実の姉妹で、家庭は裕福だったようです。「娘たちを音楽で売り出せば世界的なスターになれる」という祖母からの予言を信じた父親によって、音楽とは無縁の3人の娘たちをメンバーにして強引にバンドを結成し…
Facebook に 2022/ 4/30 に投稿した記事に手を加えたものです。 シアン・ヘダー『コーダ あいのうた』。聾唖の一家で唯一健常者として育った少女が歌に目覚めて夢を目指すという、アカデミー作品賞受賞作。いかにもな良心作にはあまり食指が動く方ではないのだが、自分の周囲でも評判が良いので観に行ってみた。するとこれが-フランス、カナダとの合作とはいえ-いかにもアメリカ映画らしい「分かりやすくもさりげない上手さ」に満ちた好篇で、すっかり気持ちよくなってしまった。世間的には大成功作なんだろうが、個人的にはベストテンの10位にそっと留めたくなるようなステキ映画なのだ。分かるでしょう、そういう愛…
話の筋は予定調和だけど(というかそうじゃなければ駄目なタイプの映画だが)、シャッグスを聴く女の子が主役の青春映画というだけで好感度大だし、役者も撮影も良かった。音楽が肝なので劇場で観れてよかった。 第94回アカデミー賞作品賞受賞!「コーダあいのうた」拡大公開決定! - YouTube
久しぶりに来ちゃいました。 ( *´艸`)←この顔文字がばっちりハマるお気に入りの楽曲。 まずはこの動画を。 www.youtube.com 「フィロソフィーのダンス」というグループの「テレフォニズム」という曲です。 グループ名の由来はウィキペディアによると グループ名は、アレハンドロ・ホドロフスキーの映画「リアリティのダンス」と、ザ・シャッグスの「フィロソフィー・オブ・ザ・ワールド」のオマージュである とのこと。 実は以前からフィロソフィーのダンスは知っていたのですが、上記動画を見てからはまってしまいました。 いやー良いです。テレフォニズム。 曲イイ歌詞イイ踊りイイ。 十束おとはさんのパート…
表記の映画は、2022年の第94回アカデミー賞作品賞に合わせ三冠に輝いた映画です。昨年の作品賞『ノマドランド』、一昨年の『パラサイト・半地下の家族』とは、かなり趣きの異なる作品です。才能を尊び伸ばし、謂わばアメリカン・ドリームを実現しょうとする基礎には、いかに家族の協力、地域社会の理解があるかを描き出しました。そこには、ハンディキャップを持った人々の、それをものともせず生き生きと生きる姿が重なって、より力強い、説得力のある映画となりました。 また、音楽を命題とした作品としては、2012年の『アーティスト』以来の受賞だと思います。慶賀にたえません。 【鑑賞日時】2022.4.21.(木)18:0…
2022年、米国、シアン・ヘダー監督作 聴覚障害の両親と兄を持つ少女は、家族の中で唯一の健聴者であったため、家族を助けるために外の世界との通訳とならざるを得なかった。彼女は気になる男子目当てで履修した合唱のクラスで教師に歌の才能を発見されるが。 www.youtube.com 青春映画で恋愛映画で家族の物語で労働者の団結の話でもあり、何よりも聴覚障害者の世界を描いた映画で、その家族の世話をするヤング・ケアラーの話でもある。なのに下世話な下ネタの詰まった喜劇でもある。複層的な物語を追い、笑っているうちに泣けてくる感動作でした。 「障害者を描いた感動作!」みたいな宣伝文句だと、お涙頂戴なんでしょ?…
ツイート 中澤"元花牧スタジオ主人"邦明 @feel_flow BSで録画しておいた映画『ペンギン・ハイウェイ』を見る。面白い。全てを論理的に考えようとしつつ小学生の感情も交じるアオヤマ君。。声の北香那さんは「バイプレイヤーズ」のジャスミン役の人なのか。配偶者「タイトルだけ知っていたけど、いやー面白かった。画も綺麗だし、原作読みたくなった」。 23:57 中澤"元花牧スタジオ主人"邦明 @feel_flow 本日の収穫物その3。各100円。フアン・ダリエンソ楽団「黄金時代のフアン・ダリエンソ~第2集」、ロベルト・フィルポ楽団「ラ・カルカハーダ(大笑い)」、カルロス・ディ・サルリ楽団「黄金時代の…
21世紀に入って、私が子供の頃に想像していた薔薇色の未来とは違い、天変地異や疫病、大国の侵略や内戦やテロ、世界的金融危機や経済格差など不安な状況が続いているので、文化的なモノの記憶が消滅する虞を感じ、未来の人々や宇宙人に、地球にはこんな文化(サブカル)があったんだよ。と伝え、探す手掛かりになれば……ということで、私が「好きなもの」をメモしとこう!――と思い立ったわけです。うそ 本当は、映画や音楽などを視聴して、ちょっと良いなと思っても、年月が過ぎたり、次から次へ作品を視聴していると、良いと思った作品のことを忘れてしまうので、私が今まで視聴してきた漫画、アニメ、映画、音楽(ロック中心)、小説、人…
「Coda コーダ あいのうた」を観た。 「ブリムストーン」や「ゴーストランドの惨劇」のエミリア・ジョーンズが、家族の中で1人だけ耳が聞こえるという難しい役どころの主役ルビー役を演じ、「愛は静けさの中に」でオスカーを獲ったマーリー・マトリン、「マンダロリアン」のトロイ・コッツァーなど、実際に聴覚障害を持つ俳優たちがルビーの家族を演じているヒューマンドラマ。トロイ・コッツァーは、本作で男性の聾者の俳優では初めてオスカー候補になっている。監督は「タルーラ 彼女たちの事情」のシアン・ヘダーで、本作が長編二作目である。2022年第79回ゴールデングローブ賞では最優秀作品賞にノミネートされたほか、第94…
こないだ病院の帰りに本屋に行って小説のネタというか色んなものを吸収してパクったほうがいいだろうってことで闇断ちしてるのにも関わらず角川ホラー文庫とかから出てるようなさすがに霊が出てくるのはアレなんで猟奇臭いやつとか買ってみて色々と読んだんだけどそれと関係あるかはともかくとしてあれだわ、超絶的に嫌なことがあってそっから去年の10月以来一切なかったメンタルの不調が結構エグいわ。 スピ的に言えばあれなんだと思うわ、あ、あのオミクロンでさ、太極拳ずーっと休んでて、んでまぁ最近の文学ブームで神学とかお祈りだとか瞑想だとかってことについても相当雑になってたんだよね。太極拳はあれなんだ、俺的に言うと気を巡ら…
youtu.be 184 The Shaggs「My Pal Foot Foot」(『PHILOSOPHY OF THE WORLD』1969) いまやこのアルバムは有名過ぎて、私ごときがどうこう言う余地は残されていない気もしますが……ひょっとしてまだ聴いたことがないという方もいるかもしれませんのでね。 演奏が下手とか、歌がヒドイとか、そういう作品は世の中にいくらでもありますな。私は割と楽曲至上主義なので、最低限の作法もわきまえないようなプレイは許せないし(具体例を挙げて恐縮ですが、ジョン・レノンの作品におけるオノ・ヨーコ氏の奇声はホントにヒドイと思う――アバンギャルドというには、毎回同じこと…