[英] shuttlecock
シャトルコックとは、バドミントンで使う羽根球のこと。単に「シャトル」*1ともいう。
コルク部分に羽根を埋め込み、軸を糸で留めたあと、接着剤で固定したものになっている。
羽根は16枚の取り付けたものとなっており、先端から台の上まで、62mmから70mmの範囲の同じ長さ、羽根の先端は直径58mmから68mmの円形になるようにし、台の直径は25mmから28mmで、底は丸くすることとされている。
また、重さは4.74gから5.50gの間となるよう規定されている。
シャトルコックの羽の材質には大きく分けて「水鳥製」と「ナイロン製」があり、水鳥製(ガチョウかアヒル、またはその合成)は打ち応えがあり、飛行性能に優れている一方、ナイロン製は耐久性に優れており、水鳥製に比べて安価である。
なお、一般的に競技用の試合球には、ガチョウの羽根が使われる。
コルクの材質は、天然コルク・合成コルク・圧縮コルク(コンポジットコルク)などがあり、一般的に競技用の試合球には、天然コルクのものが使用されている。
特に水鳥製のシャトルコックは気温や湿度・気圧によって、飛行性能が大きく異なり、一般的に気温が高いほどよく飛ぶ。そのため、シャトルコックには、1〜7の7段階による温度表示番号がついており(よく飛ぶシャトルコックほど番号が大きくなる)、使用する気温によって、使用するシャトルを使い分けるようになっている。したがって、試合ではシャトルコックの飛びを一定に近づけるために、気温が高いほど小さな番号が選択される。なお、1段階変わる毎に約30cm飛距離が変わるとされている。
*1:競技規則には「シャトル」と記載されている
14話感想 傅臨波の「一番つらいのは?」に、徐侯爵が「私の副将だ」と答える関係性が好き。コミカルな音楽も流れている~。