佐野広実著『シャドウワーク』を読んだので感想。ネタバレあり。 あらすじ:DV夫の暴力により入院した紀子は、看護師の路子から声をかけられる。路子はDV被害者女性を対象とした個人経営のシェルターを運営していた。普通の民家に作られたシェルターは家主の昭江が中心となり、DV被害にあった女性たちが共同生活を送っている。女性たちは昭江が経営するパン屋の従業員として働きながら、つながりを持つ弁護士と連携して離婚調停・離婚訴訟を行い社会復帰へつなげる支援を行っていた。そんなシェルターで夫から逃れ穏やかな生活を送る紀子だったが、次第にシェルターが隠す『持ち回り』という秘密が明らかになると一つの選択を迫られる。一…