Chanel Coco & Igor Stravinsky
1913年のパリ。革新的バレエ曲『春の祭典』が受け入れられず、批判の矢面に立たされた作曲家イゴール・ストラヴィンスキーだったが、聴衆の中で只1人、ココ・シャネルだけが感動を受ける。1920年、デザイナーとして富と名声を獲得していた最愛の男を失い、悲しみに暮れていたシャネルは、家族と共に亡命生活を送っていたストラヴィンスキーと出会い、その才能に経済的支援を申し出る。
2人の偉大な芸術家の出会いと愛憎、そして香水「N゜5」誕生秘話を描いた作品。シャネル役アナ・ムグラリスは2002年にシャネルのミューズとして広告モデルを務めていた。