ノー・ホーム・ムーヴィー Amazon ★★★ シャンタル・アケルマンの母はポーランド系ユダヤ人。現在はブリュッセルに住んでいる。彼女はアウシュヴィッツ強制収容所の生き残りだった。アケルマンは母の家で話をしたり、スカイプでビデオ通話したりする。 ドキュメンタリー。アケルマンは本作を完成させた後に自殺している。 映画監督が全力でホームムービーを撮るとこうなるのだろう。劇中でPCのモニターに撮影の様子が映り込んでいたが、カメラはソニーのハンディカムを使っていた(機種は不明)。映像は例によって固定カメラによる長回しが主体。たまに手持ちでカメラを動かしている。整然としつつもちょっと荒削りな映像で、相変…