シャンタル・ムフ(Chantal Mouffe, 1943-)
ベルギー出身の政治学者。現在、ウェストミンスター大学教授。
エルネスト・ラクラウとの共著で、画期的なポスト・マルクス主義政治理論を提起。以後、ラディカル・デモクラシー(根源的民主主義)論の中心的人物となる。近年は、闘技的民主主義、カール・シュミット、右翼ポピュリズムの研究などを中心に展開している。
主要邦訳書:
『ポスト・マルクス主義と政治 ─根源的民主主義のために』(大村書店)
『政治的なるものの再興』(日本経済評論社)
『カール・シュミットの挑戦』(風行社)
『民主主義の逆説』(以文社)
ウェストミンスター大学の公式サイト
http://www.wmin.ac.uk/sshl/page-1527-smhp=1