翌5月3日の昼前、后降村村長雷さんの家の前の田圃に作られた苗床に、竹かごに入れた種籾を蒔いている人がいた。すぐ近くに田植えをしている人々もいた。4、5人が並んで植えているのに、苗はほぼ直線になって、前後左右一定間隔になっている。半世紀前には日本でもよく見かけた風景である。 種もみをまく苗床を作る人 柄ぶりをかけられて整地された苗床 苗床に種もみをまく青年 手かごに入った種もみ 苗床の成長した苗を採る男たち 田植えする女性たち 日本と同じように田植えする女性 景寧県で一番早く田植えができる藍香藍さん 農具である鍬は、日本のものとほぼ同じ。扁平なさらえ鍬は田の畦づくり用。厚い板状の唐鍬は固い土の掘…