ロシアのウクライナ侵攻が始まってからまる一年経過する。日本のマスコミは、相変わらずロシア・プーチン悪の論調で、戦況は、ロシアが「負けている」とするものが主流のようだ。しかし、ロシアと敵対している欧米でも、反戦、NATO脱退、ロシア支持の声が人々の中に、まだ少数派かもしれないが、浸透し、デモや集会などの運動も組織されてきている。ウクライナ問題の真実が確実に伝わってきており、また切実な問題として、ロシア制裁のブーメランによる生活苦が市民生活を圧迫しているからである。 実際にどちらが悪いにしても、停戦や和平を求める声がほとんど聞こえず、ウクライナに支援してロシアを撃退しろという声ばかり聞こえる日本の…