視覚障害の「わたし」が主人公。特に名前の設定はありませんが10代の女性と思われます。 初めは目が見えていましたが、だんだんと見えなくなり現在は「ケイン」を使わなくてはいけないほど目の障害は進んでいます。 ケインとは白杖の事です。韓国では白杖を「ケイン」と呼ぶのですね。 「わたし」は「ケイン」を使うと自分が視覚障害である言葉がばれてしまい恥ずかしいため「ケイン」を使わず歩いています。階段から転がり落ちたり、街路樹にぶつかったり、女の子にぶつかったりしてもかたくなに「ケイン」を使いません。 韓国人は(もちろん一部の人とは思いますが)視覚障害者に冷たく「前もちゃんと見えていないくせに、外なんかうろつ…