絶対にワクチンは打たない、俺らは選ぶ権利がある、と主張するシンガポール在住外国人がまわりに多い。 もちろん人それぞれ意見があって当然だ。 もし、私がもっと若くて、独身で、日本に住んでいたなら、たぶんワクチン反対派だったのではないかと思う。 私だけは大丈夫、という謎の過信のため。私は大衆とは違うのよ、という謎のプライドのために。 人の痛みを知らない若者が、俺らは無敵だーといってワクチンを軽視するも、もう後が少ない年寄りが、わしはもう死ぬだけじゃ、といいワクチンの必要性を感じないのも、まわりのことを考えてないけど、それはしょうがない。 外の国に行く必要もなく、小さな社会の中で、目の前に突き付けられ…