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シンギュラリティ

(サイエンス)
しんぎゅらりてぃ

数関数的に発達したコンピュータが、人間以上の知能と意識を持つようになるとされる時点、その日を指す。Technological Singularity。技術的特異点。

概要

主に人工知能(AI)の文脈で議論されることが多い。技術的特異点の後は人間と同等またはそれ以上の知能・仕事・知識をこなすことができ、何らかの自意識を持つコンピュータである「強い人工知能」やポストヒューマンが支配することになると言われている。またその時期はだいたい2045年ごろだとされるため、一般的に「2045年問題」とも呼ばれる。
1993年、アメリカの数学者でありSF作家であるヴァーナー・ヴィンジの論文「技術的特異点(The Coming Technological Singularity)」にて提唱。またレイ・カーツワイルなども同じく提唱している。
年に1度、信奉者により「シンギュラリティ・サミット(シンギュラリティ大学)」と呼ばれる国際会議が開かれている。

テーマとする作品

文学

  • われはロボット(アイザック・アシモフ著)
  • 未来の二つの顔(ジェイムズ・P・ホーガン著)
  • ニューロマンサー(ウィリアム・ギブソン著)
  • Dreams of Flesh and Sand(ウィリアム・トーマス・クイック著)
  • 幼年期の終り(アーサー・C・クラーク著)
  • 月は無慈悲な夜の女王(ロバート・A・ハインライン著)
  • 攻殻機動隊(1989年、士郎正宗著)

など

映画

  • 地球爆破作戦(1969年)
  • ターミネーター(1984年)
  • マトリックス(1999年)
  • A.I.(2001年)
  • her/世界でひとつの彼女(2013年)
  • トランセンデンス(2014年)

など

関連ウェブサイト

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