子供の頃、住んでいた家では玄関のすぐ前が駐車場になっていて親父の車が停めてありました。親父は、暖機運転をした後に引いたチョークを戻すのを僕の仕事と決めていて、戻すタイミングで僕に指示していたのです。そういう時は機嫌が良かったです。僕は両者合意の元で決めた仕事ではなかったので、なんともやる気がしなかったのですが親父の機嫌がいいならそれで良いかと我慢してやっていました。運転免許がないのに自動車に触らせてもらえることが嬉しかったので、長いこと運転席に座っていました。チョークを引くとは、主にキャブレター搭載のバイクや古い車で、寒い時に空気の量を減らしてガソリンの割合を濃くし(燃料を濃くし)、エンジンが…