ジェイアール四国バスは、香美市の一部の路線バスでミドリムシを使ったバイオディーゼル燃料による運行を18日から始めた。四国では初めてのケース。 香美市の土佐山田駅と美良布のアンパンマンミュージアムを結ぶ路線バス2台で、18日は運行初日に合わせ、土佐山田駅で関係者を集め出発式が開かれた。 燃料に使われるのが藻の一種であるミドリムシ。 ミドリムシは培養方法によって軽油に近い油をつくるという。 このバイオディーゼル燃料は東京の企業、ユーグレナが去年3月から生産を始めたもので、ミドリムシから抽出した油と使用済みの食用油を組み合わせたバイオ燃料が10%使われている。 燃料は通常の軽油と同じように使用可能で…