おすすめされたので借りてみた。 過去の人類の歴史を調べている学生が図書館司書におすすめされた本を借りるという設定で話は語られる。 現在から見ると遠い未来で、物語から見ると遙か昔に、人類が異星人とファーストコンタクトした話、という風に纏められるかと思う。 全く異なる形態の異星人とのコンタクトはどのように行われるのか、という思考実験でもあり、ある種のオプティミズムでもある。 それは、皮肉でもなく、作者の人類への信頼と読んだ。 面白いSFだと思う。 たったひとつの冴えたやりかた (ハヤカワ文庫SF) 作者:ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 早川書房 Amazon たったひとつの冴えたやりかた (ハ…