英国出身の映画俳優。
1909年5月15日、英国ヨークシャー、ハダーズフィールド生まれ。本名ジェイムズ・ネヴィル・メイソン。
1928年秋、ケンブリッジ大学入学、建築を学ぶ。
1933年4月、ウエスト・エンド・デビュー。
1935年、映画デビュー。
1941年2月、パメラと結婚。
ゴシック・ロマン映画『灰色の男』(1943)に出演。
1946年末、ニューヨークに移住。『邪魔者は殺せ』(1947)で注目される。
1948年1月、ベヴァリー・ヒルズに転居。
アメリカで初出演作『魅せられて』(1949)に主演。
異色作『ビガー・ザン・ライフ』(1956)を製作・主演するが興行的には失敗した。今ではカルト映画の古典となっている。
1963年、パメラと別居し、税金対策のため英国を避け、スイス、ローザンヌに移住。
1964年9月、パメラと離婚。1971年8月、クラリッサと再婚。
1984年7月27日、ローザンヌの自宅にて心臓マヒで死去。
代表作に、『五本の指』(1952)、『スタア誕生』(1954)、『海底2万マイル』(1954)、『ビガー・ザ・ライフ』(1956)、『ロリータ』(1962)がある。
主な映画出演作:
『灰色の男』(1943)
『第七のヴェール』(1945)
『邪魔者は殺せ』(1947)
『魅せられて』(1949)
『ボヴァリー夫人』(1949)
『レックレス・モメント』(1949)
『東側、西側』East Side, West Side(1949)
『一方通行路』One Way Street(1950)
『砂漠の鬼将軍』(1951)
『パンドラ』(1951)
『五本の指』(1952)
『二つの世界の男』(1953)
『砂漠の鼠』(1953)
『ジュリアス・シーザー』(1953)
『スタア誕生』(1954)
『海底二万哩』(『海底2万マイル』)(1954)
『ビガー・ザン・ライフ』(『黒の報酬』)(1956)
『日のあたる島』(1957)
『北北西に進路を取れ』(1959)
『ロリータ』(1962)
『ローマ帝国の滅亡』(1964)
『女が愛情に渇くとき』(1964)
『太陽が目にしみる』(1965)
『としごろ』(1969)
『マンディンゴ』(1975)
『プリンセスの自叙伝』(1975)
『さすらいの航海』(1976)
『ナザレのイエス』(1977)
『戦争のはらわた』(1977)
『天国から来たチャンピオン』(1978)
『ブラジルから来た少年』(1978)
『地中海殺人事件』(1982)
『評決』(1982)