職場にて 隣に座っている社員さんが*1、カバンの中から本とノートを取り出して机に置いた。何の本だろうとちらっとみたら、それは海藤尊さんの書いた小説「ナイチンゲールの沈黙」の文庫本だった。 「懐かしい!」 心の中で大声を出した。「ナイチンゲールの沈黙」は、「チーム・バチスタの栄光」に続く2作目。主人公の田口公平が火喰い鳥こと白鳥圭輔に振り回されながら謎を解く物語である。 20代中ごろから30代中ごろまでの間に読んでいたなぁ。チーム・バチスタの栄光はドラマや映画にもなった。ドラマのほうは全く見なかったけれど。「チーム・バチスタの栄光」に始まり、「ナイチンゲールの沈黙」、「ジェネラルルージュの凱旋」…